冬に増える膝の痛みの対処方法と原因について

膝の痛みが辛く感じるこの寒い時季。なぜ冷えると膝が痛くなるのでしょうか。
本記事では膝の痛みの原因や対処法についてご紹介します。

寒さによる膝の痛みの原因
筋肉は冷えると血流が悪くなり硬くなり徐々に柔軟性が失われ、関節の動きが制限されると神経に圧力がかかってしまい、痛みが生じやすくなります。膝は3つの骨が組み合わさっていて、この骨との間にはクッションとなる軟骨がありますがすり減っている方は冬に痛みを感じるという方も多い傾向にあるようです。また血行が悪くなれば老廃物も蓄積されてしまうため、膝への負担も大きくなってしまうのです。

冷えによる膝の痛みの対処法
基本はやはり身体を温めて血行をよくすること、加えて温める以外にも有効的な対処法をいくつかご紹介していきますので日頃から取り入れてみてくださいね。
・ブランケットや湯たんぽで温める
職場など自分で空調を自由に調整できない場所ではブランケットを使って下半身を冷やさないようにしたり、家で湯たんぽを使うなどして冷やさないようにしましょう。温度は44~55℃程度がおすすめです。
・入浴中の膝裏マッサージ
膝の裏にはリンパ節があるため、入浴して温まりながら刺激し老廃物の排出を促しましょう。湯船の温度は高すぎると自律神経が興奮状態になりやすく冷え性には逆効果。40℃程度のぬるま湯で10~15分程度浸かるのをおすすめします。
・ストレッチをする
筋肉の柔軟性を高め収縮すことで血流の改善にも期待ができます。
・ツボを押す
膝のお皿のすぐ下、外側と内側にあるくツボ「内膝眼(ないしつがん)・犢鼻(とくび)」は冷えに効果的とされているので、優しく押してみましょう。
・膝サポーターを使う
膝の痛みの軽減するほか、関節を安定させて膝の動きをサポートしてくれます。温感タイプの物ならなお良いでしょう。

まとめ
寒さによって膝周りの血流は悪くなり、筋肉が硬直しやすくなるため冬は膝の痛みを感じやすくなってきます。膝への直接的なアプローチをする前に、まずは身体を温めてケアすることから始め、ストレッチやツボ押しなど取り入れてみてください。長時間同じ姿勢でいたり、きつく締めつけるような下着は血行を悪くさせるので注意するように心がけてくださいね。

 

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