「血行を良くする」ということは健康のために良いという漠然としたイメージを持っている方も多いと思います。
今回はこの血行について、改善するメリットやしないデメリットなど解説していきます。
血行改善とは
まず血流の働きに注目します。血流は心臓から送り出される酸素と栄養を含んだ血液を体全体に運び、老廃物を排出するとても重要な役割を持っています。この血流が悪くならないよう、またはなってしまったものを正しく機能するように改善させていきます。
改善するメリット
・細胞が機能する
各細胞に必要な酸素や栄養素をきちんと届けることでエネルギーを生み出すことができ、それぞれ適切に機能することができます。また新陳代謝も活性化し、疲労感の軽減、免疫力の向上にも期待が持てます。
・体内環境を良好に
体内に老廃物を溜めることなく体外に運び出し排出してくれるので、体内環境も清潔な状態が維持され健康を保つことに繋がります。
改善しないデメリット
・細胞の機能が低下
酸素や栄養素が届かなくなり体全体の細胞の機能が低下してしまいます。
・疲労感や痛み
筋肉や関節への酸素や栄養素が不足してしまうことで疲労感が増したり、血流不良に肩こりや腰痛など慢性的な痛みも発症しやすくなります。
・冷え性にも
血液は温調調整の役割もあるため血流が滞ると冷えやすく、特に手足の先端は滞りやすく冷え性になりやすくなってしまいます。
・肌トラブル
皮膚への栄養供給も充分にされなくなってしまうので、ニキビなどの肌荒れからたるみ、くすみなどの肌トラブルへ発展する可能性があります。
血行改善は肩こりの改善にも
血流が滞り老廃物が溜まることによって起きる肩こりは、マッサージなどで凝りをほぐしたりすることで血行がよくなるため、肩こりの改善にも期待ができます。
まとめ
血液が正しく体全身を巡り、酸素や栄養を届けていることで細胞が適切に働き健康体を維持しているため、血行が悪くなってしまうと様々な不調が発症してしまいます。そうならないためにも血行を改善していくことはとても大切です。セルフケアなど頑張っていてもなんとなく疲れが抜けないといったケースは血流が関係している可能性があるため、血行改善を意識しながら生活してみることをおすすめします。
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